検査時間 各部位すべて(約5分) 適用年齢(すべて)
当院のCTは最新の機器を導入しており、被ばく線量を通常のCT検査の約1/50に抑え、一般的な胸部レントゲン検査と同等レベルの低線量でCT撮影が行えます。これは、東京~ニューヨーク間往復のフライトで浴びる自然被ばく線量とほぼ同等です。内臓脂肪検査もCT検査で行います。
CT検査でわかること
胸部CTでは、肺がん、肺結核、気管支拡張症、気胸、胸部大動脈瘤、肺動静脈瘻、心臓疾患などの病変が小さなものまで発見できます。
*禁忌…ペースメーカーを埋め込まれている方
腹部CTでは、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓などを観察します。それぞれの臓器の腫瘍性病変や結石・脂肪肝などを診断します。頭部CTでは、脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、脳腫瘍、脳萎縮、水頭症などが分かります。
■腹部エコーと腹部CTの違いとは?
腹部エコーは侵襲度が低い検査です。一方CT検査は被ばくを伴います。エコー検査の欠点は体型や腸のガスの状態で死角が生じることです。肝臓の端の方や、すい臓に関しては観察できないことがあり、エコーの弱点と言えます。CT検査はエコーと違い死角がないことが利点です。エコーで弱点だった肝臓、すい臓もしっかり全体を見ることができます。