検査時間 30分程度 適用年齢(すべて)
*禁忌
ペースメーカーを埋め込んでいる方人工内耳、人工中耳の方、ステント挿入手術を2週間以内に受けられた方、チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方、可動型義眼の方。
禁忌ではございませんが、アートメイク、タトゥ-をされている方は火傷の可能性があり検査ができない事がございます。
MRIは磁気を利用して脳全体を鮮明で非常に細かく画像を撮影し、脳梗塞や脳腫瘍の有無や大きさや発生箇所などを検査します。
MRAはMRIと同様に、磁気を用いて画像を撮影します。MRA検査は、頭部と頸部の血管を撮影し、くも膜下出血などの原因となる脳動脈瘤などの有無を検査します。また脳動脈硬化や脳動脈の狭窄や閉塞、頸動脈血栓の有無などの血管の詰まり具合を検査することができます。
頭部CTと頭部MRI・MRAの違いとは?
CT検査は0.5㎜以下の小さな病変を見つけたり、広範囲の確認をすることが得意です。MRI検査では色の濃淡(コントラスト)がCT検査よりもわかりやすいため、病変がより明確に見られることがあります。脳梗塞の発症時期もMRI検査ではわかります。
また、CT検査では血管の状態などを確認するために、「造影剤」という薬剤を使用することがあります。
それに対してMRI検査では、造影剤を使用せずに血管の状態を通常のMRI検査と同じ方法で検査ができます。
それがMRA検査です。